歯が抜けた場合の治療法の違いについて
日本人の平均寿命は約80歳になろうとしていますが、残念ながら歯の平均寿命は約50年です。口は消化器官のスタートとして重要であり、多数の歯が欠損すると「かむ」「のみこむ」事が円滑に行われなくなることのみならず、胃腸障害が起こるなど少なからず全身の健康にも悪影響を及ぼすことになります。歯の抜けた部分をどのように補っていますか?抜けた部分が広くなるにつれ選択肢は狭くなるにしろ、方法としては主に次の3通りから選ぶことができます。 | |
通常、歯は顎骨に埋まり、物を噛む事やくいしばる事により顎骨中に圧が加わっていますが、歯を抜いてしまうと顎骨中に圧が伝わらず、そのまま抜けた状態で長期間おいていると顎の骨はどんどん萎縮していき骨の高さや幅がなくなる原因になります。義歯が数年するとゆるくなり合わなくなるのは、義歯の維持が歯肉にあり顎骨に圧が伝わらず萎縮しているからです。また、抜けた部分を補う為、両隣の歯で維持する固定式ブリッジの支台となる歯や、可撤式義歯をかける歯などは歯を削ったり、支える圧力が大きくなるため負担が増え、将来的にそれらの歯を失う可能性が高くなります。 |
インプラント
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ブリッジ
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義 歯
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